3月 30th, 2014
こんばんは
和なり屋の海老澤です
暖かい日差しの中で、桜が咲き始めていますね
つぼみから満開になるまで、わずかな期間ですが素晴らしいですね
さあ、そんな桜の咲くころといえば・・・
卒業式や入学式、入社式などなど、いろいろと変化がある時期
和なり屋にも、新たな新商品が!
開花間近であります
手作り和小物作家tacoさんと
和なり屋のコラボレーション作品
只今、進行中!!!

手作り和小物ブローチをろうけつ染めバッグに装着
か、かわいい

海の中では、サメと海老、ハリセンボンが
和小物はブローチタイプだから、好きな場所に付け替え可能
サバンナには、動物たちがいます
気軽にバッグをアレンジできちゃいます
さらに
楽しい仲間がたくさん

この他にも、たくさんの和小物の中からお好きな手作り和小物ブローチを選んで
自分だけのオリジナルバッグが作れます
こんなバッグはいままでなかった!!
というような、おしゃれなバッグです
今年中には販売予定ですので、お楽しみに
最後は、最近楽しんでくださったお客様をご紹介
こちらのお客様は、職場でチームを組んでいる3人! 
皆さん、仕事で使うバッグを作成
「脳」に関わるお仕事という事で、デザインをよく見ると「脳」が・・・
体験中も、「脳」用語が飛び交っていて、びっくりしましたが
型染めとろうけつ染めのコラボレーションで作品を作ってくださいました
素晴らしい模様が出ていましたね!皆さんで作ったバッグでお仕事、頑張ってください(≧∇≦)ъ
続きましては、
ベルギーから来てくださったお客様と藍染め体験に来てくださったお客様

染め重ねて作成した素敵な作品 いい色合いに染め上りました
富士山の柄は、日本の良いお土産になりましたね
ベルギーといえば・・・しょんべん小僧! 現地では、ピーボーイと呼ばれているそうです
おもしろいですね!
桜の開花。
新たな息吹きを感じる瞬間です。
年度も替わる4月。
新たなお仕事や学校生活を共にする
バッグやTシャツ、キャップ、手ぬぐい、ハンカチなど
手作りで染めてみてはいかがでしょうか?
体験などのお問合せはこちら↓
03-5603-9169
皆さんのお越しをお待ちしております。
それでは、今夜はこの辺で
ごゆっくり
失礼しますm(__)m
3月 22nd, 2014
おはようございます!
和なり屋の海老澤です
もうすぐ桜が咲くころですね
最近車に乗る事が多くなった私ですが、ラジオからは春らしい曲も多くなってきました
春らしい陽気に乗って、音楽も風も心地いいです
こちらは先日、染めてくださったお客様

とっても素敵な方達でした
同じ職場の仲間たちで藍染め体験
作品もひとりひとりの個性が出ていて、キレイ
楽しんでくださり感謝です
なぜかオレンジデイズを思い出しました!
それでは、今日のブログは
「藍染め市」4月26日(土)~5月6日(火祝)

藍の魅力~AI48~その2をお伝え致します
前回に続き、AKB48さながら、私が命名した~AI48~さんをご紹介
前回は人気№1の「褐色(かちいろ)」
さんの紹介のみでしたので、今回はその他の人気メンバーを紹介させて頂きます
それでは、スタート!!
まずは歴史的にも人気色
「縹色(はなだいろ)」です(≧∇≦)ъ

藍より、少し浅い色が”縹色(はなだいろ)”
なんと源氏物語にも縹色の着物が登場
平安時代には青の代表的な色として、かなり普及していたよう。
しかも、
縹色だけで4つものレパートリーがあるんです

縹 浅縹色 深縹色 縹色と浅縹色の間に”次縹色”があります
日本書記にも記載されている”縹色”
とっても歴史ある人気ものだったんですね!!
続いては、由来さまざま「納戸色(なんどいろ)」

「納戸色(なんどいろ)」は先ほどの縹色より、緑味が強い色
納戸とは、衣類や家財、道具類をしまっておく屋内の物置部屋のことで、物置部屋の暗がりを表現した色とも言われています
納戸色の色名は、由来がたくさんあり、納戸の幕の色、納戸を管理する役人の衣装の色、はたまた徳川十一台将軍「家斉公」がこの色を好み、いつも納戸にこの染めた布を積んでいたところからという説もあるほど・・・
由来はたくさんですが、
この色あいの奥深さが、なんともいえず人を引き付ける魅力がありますね
私も好きであります!
最後は、
究極の「瓶覗(かめのぞき)」

藍染めの瓶をちょっとのぞいただけ(浸けただけ)
という一風変わったネーミング
のぞくというのも、藍染め独特のネーミングで、藍の染料を作る際に藍をかき回しながら、様子をみつつ調整していくのですが、藍の様子を見る事を”のぞく”というのです
その藍独特の表現を色合いにしてしまうという、ちょっとしたユーモアが日本人の繊細さを感じさせますね
NHK プロフェッショナル 仕事の流儀でも、
人間国宝 染織家 志村 ふくみ さんが「藍染め」を日本の精神の色と表現しておりました!
その中で「藍」の染料を建ててから2か月、
瓶の中で藍が枯れていく中、最後の最後に出る幻の「瓶覗」に挑戦します
藍が死ぬ、その最後に出る色、それが「瓶覗」です
藍も人と同じく、それぞれ個性が違い色あいも異なるため「瓶覗」はでなかったのですが、ロマンを感じさせてくださいました!!
「夕立去った後の空の色、空のブルーのなんとも言えない透明な感じ・・・雨後天晴の色が瓶覗だって言われてるの。」
と言っていて、とても感動しました
個人的には、新聞配達のアルバイトをやらせてもらっていた時、
夜から朝に変わっていく夜明けの数分だけ見られる空の美しさが思い起こされます
とってもキレイでついつい、見入ってしまってました
と、まだまだ紹介したいところではありますが、人気メンバーのご紹介はここまで。
とっても、藍色は深いなあと感じさせてくれますね!!
上記した志村さんも言っていた、藍の潔さ、日本の精神の色合い
藍の人生も様々で、その時、その時で色合いも変わる
そんな「藍染め」にぜひ触れてみてください(≧∇≦)ъ
藍染め体験、藍染め市、ともに自信を持っておすすめ致します
それでは、皆さん
晴れ間が広がったお天気、
休日の方はごゆっくり
お仕事の方は張り切っていきましょう!!
それでは、失礼します!
3月 14th, 2014
こんばんは
和なり屋の海老澤です
3月11日で「東日本大震災」から3年が経ちました。
震災が起き、経験させて頂いたことや考えさせられたこと。
津波、停電、食料問題、放射能、震災の中で、
「助け合い」「チームワーク」という日本の「和」の精神が
誰からともなく始まり、みんなが参加している
ひとつになるという事で小さい子供から老人まで、老若男女が一緒に「和」に参加しているという事を感じさせて頂きました。
震災の中で自然とあらわれた日本人の特性は、言葉ではうまく表現はできませんが、とても素晴らしいものであると感じました。
皆さんも感じたものであると思いますが、私はこの「和」の意識を皆さんが持つという事が大事なのではないだろうかと思います。
震災から復興すると共に、日本人が受け継いできた「和」の精神も強くすることが大事ではないだろうかと思います。
という事で、少しだけ語らせて頂きました。
それでは、本日のブログは「第4回 藍染め市」~藍の魅力②~
と、お客様からお預かりして染めさせて頂いた染めオーダー作品をお伝え致します
さあ、4月26日(土)~5月6日(火祝)開催
第4回 ~藍染め市~

~藍の魅力②~
本日は、なんと!!
突然ですが今、大人気のAKB48さながら、
藍染めグループ”AI48”の皆さんをご紹介させて頂こうとおもいます!
さあ、こちらのグループは一体、なに者でしょうか!?
②藍の魅力~AI48とは!?~
という事で、
今や、日本を代表するアイドルグループになったAKB48
他にもSKE48、HKT48、SDN48(解散)、NMB48、乃木坂46、JKT48、SNH48と・・・
なぜ乃木坂だけ漢字なのか、46なのかと思ってしまいますが、
全体で約300人を超す大所帯
アイドル・・・すごいですね
と思いますが・・・
皆さんは江戸時代にも48のヒーローたちがいた事は知っていますでしょうか
火事と喧嘩は江戸の華
火消し「いろは四十八組」です

IRH48ですね
当時は、火事と喧嘩は江戸の華と言われるほど火事が多かった江戸の街
木造住宅がつながっているわけですから、燃えひろがったら、火の海です
被害も相当だったようですようで、
江戸の住民の3分の1をひとつの火事で失った事もあるそう・・・
そこで暴れん坊将軍でおなじみの”徳川吉宗公”が定めた火消し軍団が「いろは四十八組」
い、ろ、は、に、ほ、という具合に48組の消防団を作ったというわけです
すごい!!
燃え広がった炎の中で、火を食い止める姿は、まさにヒーロー!
画像を見るとずいぶんとアクロバティックな事をしていますが、ここで火事が起きているという合図でもあり、
自分達の組がここで火をくい止めるんだという合図でもあったそうです
組ごとに人気も違かったそうで、中でも「め組の喧嘩」の逸話はあまりにも有名ですね
AKB48は300人以上でしたが、
「いろは四十八組」はなんと総勢1万人以上!!
それほど、江戸を守る人たちがいたのですね!
そんな江戸時代に華開いた藍染め!!
先日のブログでもお伝えした通りですが、
江戸時代の人たちに愛されたしるしとしてこんな形で残っております
その名も
藍四十八色
藍の色合いによって、四十八通りの呼び名があったのです

甕覗き(かめのぞき)→水浅葱(みずあさぎ)→納戸色(なんどいろ)→藍(あい)→留紺(とめこん)
これが私の言っていたAI48です
特に人気のあったものは、、、
なんといっても”搗色(かちいろ)”

黒に見えるほど濃い紺色。
「勝ち色」とも呼ばれ、縁起がいいという事で、特に武士の間で好まれたようです

剣道で見る胴着も、実は藍染め。
藍は本当に愛された色であり、
日本になじみ深いという事が
こんなところからも分かるのではないでしょうか??
ステキです!!
皆さんもぜひ、藍染め体験や、「第4回 藍染め市」に来て実際に、藍染めに触れてみてください!
きっと楽しい出会いが待っています
最後は染めの魅力をお届け
お客様からお預かりしたブラウスやワンピース
今までタンスの中で眠っていたそうですが・・・

このままでは・・・という事で
お客様の要望により、洋服を染めさせて頂きました

藍染めは濃い色に・・かっこいいです

シャツはとってもキレイ

このブラウスはとっても可愛くなりました
お客様も大満足
まるで服が呼吸しているよう。ただただ感動しましたと言って頂けました
ありがとうございます!
本当に染め上った後は、生き生きとしていて、まるで生き返ったかのよう。
改めて、染めの魅力を感じさせて頂きました
皆さんもぜひ、眠っている洋服などありましたら、
染めてみてはいかがでしょうか?
きっとステキな洋服に生まれ変わるはずです
お客様自身でも染める事が出来ますので、
ぜひ一度お問合せください
03-5603-9169
ご相談などもお気軽に。お待ちしております!
それでは、今夜はこの辺で
ごゆっくり
失礼します。。。